2011年1月26日
犬のように 荒木 恵 犬のように ひたすら駆けて行きたい 雨の日も 風の日も あなたの処へ駆けて行きたい <第一小詩集・犬のようにより>荒木 恵著 犬のように:詩集・犬のようにのあとがき 詩の勉強を始めて二年になります […]
2011年1月26日
花になれば 荒木 恵 花になれば 私 人を何と思うでしょう <第一小詩集・犬のようにより>荒木 恵著 めぐみ薬局: Megumi黒酢飲料の販売者:
2011年1月26日
青春 荒木 恵 突然の嵐に 船体は 激しく揺れた まるで 静かな瀬戸内海を通ってきたことが 嘘のように思われた 春の夜更け 思い切って 胸の紅バラを海に投げた それが 太平洋の彼方に消える頃 最後の航海が終わった […]
2011年1月25日
橋 荒木 恵 黄金の橋! 微熱の雨にうたれながら眺めていた <第一小詩集・犬のようにより>荒木 恵著 めぐみ薬局: Megumi黒酢飲料Fの販売者:
2011年1月25日
やさしさ 荒木 恵 やさしさを集めて ほっと咲いた 黄水仙 <第一小詩集・犬のようにより>荒木 恵著 めぐみ薬局: Megumi黒酢飲料Fの販売者:
2011年1月25日
哀愁 荒木 恵 北風に 指がかじかんだ日 西空に ほたる火を見た ほたるは やがて消えて行くのを 知らないふりをして せい一杯微笑んでいた 夕陽の落ちた時 私は こごえて 動けなくなった <第一少詩集・犬のように […]
2011年1月24日
ピエロ 荒木 恵 見よ 蒼きピエロが街を行く 古き鞄に真綿をつめて 見知らぬ国で道を聴く 尖った石につまづいて 口から真赤な血を流す 見よ 蒼きピエロが街を行く <第一小詩集・犬のようにより>荒木 恵著 めぐみ薬局 […]
2011年1月24日
あの日 荒木 恵 時計になれば お母さま さかさにネジを巻いてくださいな あの日がきたら 白樺の高原で あの人と夏みかんをむきたいな 夕暮れに 小鳥になって 南の島へ翔びたいな 時計になれば お母さま さかさにネジ […]
2011年1月23日
微笑 荒木 恵 亡父に寄せて 父よ 太平洋にあなたを見た どんより曇った空にあなたを見た 父よ あなたの叫びがこわれそう あなたの微笑が消えてしまいそう 父よ せめて 砂丘にしばられていよう 帰らないでいよう あ […]
2011年1月23日
砂浜にて 荒木 恵 ギターを弾いた夜 貝になった あなたに見つめられて 波の命を聴いた ギターを弾いた夜 貝になった <第一小詩集・犬のようにより>荒木 恵著 めぐみ薬局:めぐみ薬局は、Megumi黒酢飲料F […]