本と雑誌
めぐみ薬局 詩①:

   ばら   荒木 恵 どろ沼に咲く ばら 闇夜に散れ <第一小詩集・犬のようにより>荒木 恵著 めぐみ薬局:めぐみ薬局は、処方せん調剤とMegumi黒酢飲料Fを販売します。Megumi黒酢飲料Fは、栄養機能食品(ビオ […]

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めぐみ薬局 詩①:

 夢     荒木 恵 古時計がなると くふうを凝らした幽霊たちが いそいそとやってきた <第一小詩集・犬のようにより>荒木 恵著 めぐみ薬局:めぐみ薬局は、処方せん調剤とMegumi黒酢飲料Fを販売します。Megumi […]

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めぐみ薬局 詩①:

 青春   荒木 恵 青い風よ なぜ 舞いもどってきたのですか 冬の瀬戸内海に 前触れもなく 南国の香りを 漂わせながら 青い風よ なぜ ヨットを探しているのですか 月の夜 あなたは ヨットと共に いんくなったはずなのに […]

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めぐみ薬局 詩①:

 犬のように 荒木 恵 犬のように ひたすら駆けて行きたい 雨の日も 風の日も あなたの処へ駆けて行きたい <第一小詩集・犬のようにより>荒木 恵著 犬のように:詩集・犬のようにのあとがき 詩の勉強を始めて二年になります […]

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めぐみ薬局 詩①:

 花になれば 荒木 恵 花になれば 私 人を何と思うでしょう <第一小詩集・犬のようにより>荒木 恵著 めぐみ薬局: Megumi黒酢飲料の販売者:

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めぐみ薬局 詩①:

 青春   荒木 恵 突然の嵐に 船体は 激しく揺れた まるで 静かな瀬戸内海を通ってきたことが 嘘のように思われた 春の夜更け 思い切って 胸の紅バラを海に投げた それが 太平洋の彼方に消える頃 最後の航海が終わった […]

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めぐみ薬局 詩①:

 橋      荒木 恵 黄金の橋! 微熱の雨にうたれながら眺めていた <第一小詩集・犬のようにより>荒木 恵著 めぐみ薬局: Megumi黒酢飲料Fの販売者:

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めぐみ薬局 詩①:

 やさしさ  荒木 恵 やさしさを集めて ほっと咲いた 黄水仙 <第一小詩集・犬のようにより>荒木 恵著 めぐみ薬局: Megumi黒酢飲料Fの販売者:

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めぐみ薬局 詩①:

 哀愁    荒木 恵 北風に 指がかじかんだ日 西空に ほたる火を見た ほたるは やがて消えて行くのを 知らないふりをして せい一杯微笑んでいた 夕陽の落ちた時 私は こごえて 動けなくなった <第一少詩集・犬のように […]

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めぐみ薬局 詩①:

 ピエロ   荒木 恵 見よ 蒼きピエロが街を行く 古き鞄に真綿をつめて 見知らぬ国で道を聴く 尖った石につまづいて 口から真赤な血を流す 見よ 蒼きピエロが街を行く <第一小詩集・犬のようにより>荒木 恵著 めぐみ薬局 […]

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